2006/8/29〜9/4  マレーシア   KOZO OKUBO

マレーシアのロンピンへセイルフィッシングに行ってきました。

本来、私はあんまりセイルフィッシュへの興味はなく、
モルディブなどにGTフィッシングに行ったついでに、行きがけの駄賃的な釣りしかした事がなかった。
(フライフィッシングでストライプドマーリンやセイルフィッシュを狙いに行ってキャッチした事は何度かある)

しかし、シンガポールの友人であるアルビン氏に
素晴らしいセイルフィッシュの釣り場がある事を教えてもらった事と、
私の知人、ハミングバード通天湖の下村社長がフライでセイルフィッュをキャッチ
する事にめちゃめちゃ燃えている事を知り、それならばと釣行する事にしました。
つまり、
今回は”フライでセイルを狙おう”と言うのが釣行の主な目的となったのである。

初日、下村氏がフライにて1尾キャッチ。
結局、その後、何度もバイトがありチャンスが何度もあったものの
フッキングする事が出来ずキャッチする事が出来ずに初日が終わった。

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2日目のフィッシングスタートである。
セイルフィッシュのポイントに着いてみると、やはりかなりの数のセイルフィッシュが捕食活動していた。
小さなイワシのスクールを8〜10匹のセイルフィッシュがセイルを広げ、取り囲み、
追い込み網漁のように追い詰め、バクバクと捕食していた。
適当にスクールに近づき、フライをキャストしてみると・・・・。
すぐ、バイトしてくるが、なかなか上手くフッキングする事が出来ないのである。
何とも確率の低い釣りなのである。


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そんな中、船首でルアーをキャスティングしていたアルビン氏がキャッチしたワフー。
ルアーへもかなりセイルフィッシュのバイトがある様である。

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それならばと、私もルアーをキャストしてみる事にした。
何度かセイルフィッシュのバイトがある物の上手くフッキングする事が出来ず、
ようやく釣れたのは、これまたワフーであった。
CHOPPER69 イワシカラー(プロト)にて


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そしてようやく、フライタックルでフッキングが決まったのである。

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ジャンプするセイルフィッシュ。
これだけバイトがあって、ようやくかける事の出来たセイルフィッシュ。
何が何でもキャッチせねばならないのである。

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なかなか苦労して最初の一匹をキャッチする事が出来ました。
フライタックルにて


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船を微速前進し、口からエラに海水を充分通し、呼吸を整えさせ、リリースする。

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しかし、目や魚体、体色の美しさ、セイルの模様の美しさに目を奪われる。


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充分時間をかけ、海水を口からエラに通し、自力で泳ぎ出すのを待ってからリリースする。


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明けて翌朝(3日目)、射裸歩亜でまずかける事が出来たのは、またもワフーであった。


何度も何度もセイルフィッシュのバイトはあるものの、なかなか乗せる事が出来ずにいた。
フックセッティングを変えてみたり、フッキングタイミングを変えてみたり、
試行錯誤していると、ついに、ガッチリとフッキングする事が出来た。


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マグロ狙いで開発している”CHOPPER69”(プロト)でのバイトであった。

しっかりと弱らせ、ランディングに入る。

GTなど良く引く魚に比べると、セイルフィッシュは体重と割合して
あまり引く魚とは言う事が出来ない。
しかし、瞬発力・ジャンプ力は、かなりな物なので、
ランディングには相当な注意が必要なのである。
(セイルフィッシュの泳ぐスピードは、魚類最速なのだそうだ)


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ガッチリハリがかかっている事を確認し、注意しながらランディングに入る。


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キャプテンがビルアップランディングしてくれた。
トリプルフックが、ガッチリとかかっていたのである。


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とても美しい魚体である。
見た目のビジュアルの良さも、セイルフィッシュフィッシングの魅力なのである。


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ようやくルアーでもキャッチする事が出来ました。
ルアー・フライともバイトの数に対してのキャッチ数の低さが、かなり気になる。
やはり、あんまり得意な釣りではない。
結局、ルアーではトリプルフック使用でのキャッチとなった。
CHOPPER69 イワシカラー(プロト)にて

プロトでテスト中であった、”CHOPPER69”(プロト)でキャッチ出来たのが、
また更に嬉しさに拍車をかける事となりました。
この”CHOPPER69”(プロト)は、投げる度、バイトしてくるほど反応があったルアーなのだが、
セイルフィッシュをキャッチしたメモリールアーとなり、私の大切な宝物となるので、
今後キャストされることはなかったのである


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と言う事でルアーチェンジ
続けて、Aカップロングキャスト(プロト)でのスローポッピングにでた。

ちょっとしたフッキングのコツと、トリプルフックの有効性を見つける事が出来たので、
この魚も上手くかける事ができた。



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あまり早いスピードで寄せて来ず、ゆっくり弱らせるのがこの釣りのコツである。
それでも、5分とかからずランディングに持ち込める。


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今度もトリプルフック”デコイ ソルトウォータービッグ 4/0”が、ガッチリかかっておりました。


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こんな感じで、がっちりとかかっておりました

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やりました!!

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これが、Aカップロングキャスト(プロト)である。

Aカップ独自の完全平行浮き姿勢を残しながら、
リアウエイト搭載使用なのである。
かなり飛距離UPとコントロール性能が上がりました。

しかし、このルアーも1つしか持って行っておらず、これもメモリアルルアーとなった為、
またまた、ルアーチェンジ。


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次はタックルを持ち替え、私もフライタックルでトライ


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まあまあのサイズのセイルフィッシュであった。


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最後は、沢山イカがいることもあり、Aカップ イカカラーを試してみた。
すると、すぐ出ました!


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最後にとてもキレイなセイルフィッシュを釣る事ができました。
フォーブ(泡舞) Aカップ イカカラーにて

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きっちりとリリースしました。


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下村氏、フライでかけた。
かなりの勢いでバッキングラインを引きずり出して行く。デカそうである。


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今回、最大のセイルフィッシュをフライにてキャッチした、下村氏。
おめでとうございます


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我々に充分な魚が釣れたところで、世話役に回ってくれていたアルビン氏も
ライブベイトの泳がせ釣りをトライ&
キャッチした。



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